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oeblog11

リンクに追加させていただいた ALBINO BODY で挨拶がてらお絵かきしたデイダラ。

他人様のおうちでお絵かきさせていただくときは、そこの雰囲気や傾向を考えて若干画風を変えたりします。
今回はふんわり着色+あまりストレートすぎない着色+女性向
いつも私が描くデイダラより、随分こう…あっさりした仕上がりになりました(笑)。
こういうイラストも結構好きだったりします。

こういう風に自分の画風を変えたとき、いつも思う。
「私の絵って、何。」

一体、どれが私の絵なんだろう?
なんだかまだ、自分のイラストっていうものが確立してない気がします。
プロの漫画家さえ連載途中で絵柄が変わっていくんだから、しょうがないっちゃしょうがないけど。

一番困るのは、それまで見ていたサイトの絵師さんの画風が混ざること。
特に顔の雰囲気とか、よく似てしまうことが多くて
描いていて「あれ、この絵柄は…!」と思うことがよくあります。
真似したくはないんだけどな。



もともとイラストの世界には小1のころのセーラームーン好きから始まって
小学生の大半を少女漫画畑で過ごしてたんですよね…。
なので、どちらかというと女の子向けのイラストの方が描きなれてた、というか。
私のイラストにおける美的センスの基礎は少女漫画で培われた気がします。

ただ、少女漫画やってるうちは、あんまりイラスト上手くならなかった。
体の描き方とか、いろんな角度からの顔の描写だとか
人間に近い顔の描き方だとか
あんまり意識させてくれないんだよね、少女漫画って。

体はアオリやフカンの構図でも、顔は絶対カメラの方を向いてる だとか
(確かにアオリの顔ってそんなに綺麗じゃないけどね)
体のバランスや筋肉の描き方 だとか
(母曰く、少女漫画を始めた手塚治虫がそういう風に描いたからこうなったそうな)
あんまり絵の勉強になる気はしない。

だけど、女の子向けの美的センスだとか、
女の子が好きなストーリー展開やシチュエーションだとか、そういうことは学んだ。
(BLもほとんど中身は少女漫画だし…だから女性向けなんだよな。男同士がいちゃいちゃしてるってのもあるけど。 男性の絵師さんにそういうのリクエストするなよと思うぜ…うん)

それから、少女漫画雑誌を継続して読んでいて良かったことがもう一つあって
それは年に1回くらいの頻度で「少女漫画の描き方」をレクチャーしてくれる小冊子が
付録としてくっついていたこと。
きっと、出版社側としては早いときから漫画の基礎を教えたり広めたりすることで
優秀な人材を確保したいっていう思いがあったんだと思う。

その冊子には
プロットの組み立て方から
人物の描き方から
コマの割り方から
ペンの使い方から
トーンの貼り方から
一点・二点・三点透視図法での描き方から
応募するときの基本的なきまりから
何もかも書いてあって
あれはあれで読んでて面白かったし、今も生かしてることだって多い。

いろいろ勉強してたんだなー。
あのころ一緒に少女漫画絵描いてた友達、今はどうしてるんだろう…。

それからシャーマンキングにはまったけど
あれは少女漫画の延長みたいな絵柄だったから、あまり影響なかったんだよね。

転機は、どう考えたってNARUTOとの出会い。
超絶アオリとか、恐ろしいほどのカメラワークと「動く」絵っていうのが
私にとって初めてだった。
否、「作画」というものに対してある程度目の開いた私にとって、初めてだった。

それまでだって忍空だのドラゴンボールだの
散々少年漫画で動きまくるのはテレビで見てたし、ドラゴンボールは漫画も全巻通しで読んでた。
だけど、私の「目」の方がまだ開いてない時期だったから
そういうのの凄さとか、全然わかってなかったし
純粋な少女漫画の美的センスしか持ち合わせていなかった私にとっては
少年漫画の作画って「格好よくない」「美人じゃない」としか思えなかった。

そういう意味ではNARUTOに出会う前に
封神演義やシャーマンキングとの出会いが少女漫画との間に入ってたっていうのは
幸運だったのかもしれない。

それでNARUTOに出会って
高校生のうちは、ほとんどNARUTOの絵しか描かなかったけど
時間もなかったしそんなに多く描いたというわけでもなかった。
最近になってようやく、本当にようやく、イラストを沢山描けるようになって

だからまだ、自分がどういうイラストを描くのかって事が
自分でもよくわかっていないんだ。

とにかく今は、色んな構図で色んなものを描くべきなんだろうな。
最近大人を描いてないので、そろそろカカシや4代目にチャレンジしてみようかしら。

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